低用量ピル服用ガイド

低用量ピルの服用についてのガイドラインを提示する当サイト。低用量ピルは決して気軽な気持ちで飲んではいけません。その服用の理由を正しく理解し、正しい使用方法を守らないと大変な事態にもなりえます。

低用量ピル服用ガイド

子宮体がん予防に低用量ピルと基礎体温法

低用量ピルは、女性ホルモンが入っているお薬です。これを飲むことで、体内の女性ホルモンの濃度が上がり、体が妊娠しているかの状態になり、排卵しなくなります。排卵された卵子が受精することで妊娠するので、排卵されなければ妊娠することはありません。そのため、低用量ピルを避妊薬だと思っている人が多いですが、病気や予防のためにも使うことができます。
なぜなら、低用量ピルは服用している間は生理がきませんが、服用を中止すると生理がくるためです。ですから、基本的な飲み方は、21日間毎日継続して飲んでから7日間の休止期間を設けます。こうすることで、定期的に生理周期をコントロールすることができます。月経困難症などの病気のために服用すると症状が軽くなるのはそのためです。
また、ピルを服用していると子宮体がんを予防することができます。子宮体がんは子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮の内側の粘膜に発生するがんです。日本では少ないがんでしたが、食の欧米化や未婚率の高さによって近年増えています。
また、女性ホルモンが過剰になると子宮内膜が厚くなり、がんになりやすくなります。低用量ピルを飲むことで、女性ホルモンのバランスが整い、子宮内膜を厚くすることなく子宮体がんの予防につながります。
そして、基礎体温法も大切な予防法です。女性の体はホルモンの分泌によって、排卵を境に体温が低温期と高温に分かれます。毎朝口の中の体温を測ることで基礎体温を測ることができ、体のリズムが分かります。ピルを飲むと、体は妊娠しているかの状態になるので、高温期が続き、飲むのを辞めると低温期に入り生理がくるようなリズムになります。生理の予定が定期的になり、体の状態が分かりやすくなります。